【レポート】世界最大級のゲーム展示会、東京ゲームショウ2024へ潜入!
27万4,739人の来場者数
1996年から続く世界最大級のゲーム展示会、東京ゲームショウが9月26日から29日までの4日間開催された。
出展者数は985社。出展タイトル数は2,850本と過去最大規模で、前半のビジネスデイ、後半の一般公開日合わせて27万4,739人の来場者数だった。
大手ゲームメーカーのゲーム試遊者獲得争いは凄まじく、ビジネスデイであっても数十分から数時間待ち。
それでも年々参加者が増加しているのはなぜなのか、読者のみなさまの参考になればと思う。
ドラゴンクエストIII、ロマンシングサガ2のリメイク版で盛り上がるスクエニブース
制作発表から3年、ついにドラゴンクエストIIIのリメイク版が発売されるとあって、大盛り上がりのスクエア・エニックスのドラクエブース。
ひとり15分遊べる試遊台を60台も用意するという力の入れようで、遊んでもらおうという気合を感じられた。
スクエア・エニックスといえばファイナルファンタジーも健在で、ファイナルファンタジーXIV ONLINEはクオリティの高い巨大なジオラマも展示。このジオラマは冒険の始まりの地のひとつ、砂の都「ウルダハ」だ。世界観を大切にするメーカーだけあって、今回も本気を感じられた。
そして、もうひとつ。このブースで盛り上がっていたタイトルがロマンシングサガ2。ドラゴンクエストIIIと同じくこちらもリメイク作品。
ロマンシングサガも大人気シリーズ。中でも2の評価はもの凄く高く、今回の展示でも盛り上がっていた。
それもそのはず、皇帝の玉座が展示してあり、なんとこの玉座には来場者が座って記念写真を撮れるというサービス付き。それぞれが皇帝になりきっている姿はなかなか面白かった。
コナミブースの試遊コーナーは大人気すぎて抽選方式へと切り替えるほど
昨年も盛り上がりすぎたメタルギアコーナー。今年もメタルギアソリッドΔの試遊コーナーの行列が絶えることなく盛況だった。午前10時には整理券の配布が終了し、抽選券の配布へと切り替え。抽選時間になると勝利の雄叫びをするファンがブース前にいた。
メタルギアコーナーは試遊の他にフォトスポットがあり、今回は他社とのコラボ企画もやっていた。
大塚製薬のカロリーメイトだ。メタルギアソリッドΔの搭乗人物2人が、それぞれカロリーメイトの箱を持ってポーズしているイラストと、本物のカロリーメイトをセットにして配布。1度来場するだけで2種類のノベルティがもらえてしまうという出血大サービスでこちらも驚いた。
しかもこれらのノベルティはフォトスポットの入口で配布してるので、フォトスポットの盛り上がりが凄かった。
格闘ゲームの火付け役、カプコンブースはスト6とモンハンで大人気
ストリートファイター6は先日の新キャラ追加で客足が鈍るのではと思っていたがそんなことはなく、大盛況だった。そして昨年は見られない光景も。試遊コーナーでは順番が来ると対戦者を募集する来場者も少なくはなかった。ひとりでもコンピュータ対戦で遊べるのだが、やはり格闘ゲームといえば対人プレイが面白い。
担当のスタッフの「対戦してくださるかた、いますかー?」の声に応えると、たとえ列の後ろのほうにいても即プレイできてしまうという。ひとりで来場しても対戦相手を見つけてくれるのはとてもありがたいサービスだ。
モンスターハンターWILDSも大人気で、このタイトルはブースが2箇所も用意されていた。
それぞれ試遊後のノベルティが違い、凄まじい争奪戦が繰り広げられている。
そんな中、モンスターハンターのマスコット的キャラクター、アイルーの実物大フィギュアが展示されていて、写真を撮る来場者たちに癒された。
ドラゴンボール人気はまだまだ続くバンダイナムコ
バンダイナムコブースは巨大ロボットのようなサイズの孫悟空でアピールしていた。
新作のドラゴンボール Sparking! ZEROは予約者限定のガチャも用意されていて、直販サイトやアマゾンの予約完了画面を見せれば回せた。
用意された超巨大なスクリーンでは対戦プレイをリアルタイムに流しており、その横には巨大ロボットと同じくらいのサイズの悟空が展示されていた。
孫悟空とのツーショット撮影者とゲームの観覧者が入り混じるカオスな感じも面白いブースだった。