インタビュー

【インタビュー】君に寄り添うために生まれた次世代歌い手グループ・Seasons「リスナーさんの毎日が少しでも楽しくなったり、少しでも生きる希望を見いだせること。」

【インタビュー】君に寄り添うために生まれた次世代歌い手グループ・Seasons「リスナーさんの毎日が少しでも楽しくなったり、少しでも生きる希望を見いだせること。」

Seasonsのライブは、みんなと一緒になって作り上げるもの。

Seasonsには、いろんなタイプの楽曲がありますよね。

冬城白:クラブミュージックのようなノリノリのダンス曲もあれば、切ないバラードや手拍子しながら心地好く聴ける歌など、いろんな楽曲を取り揃えています。

それらの楽曲を一つにまとめあげたのが、1stアルバムの『Clossover』になりました。Seasonsの場合、1曲1曲明確なコンセプトを持って作っているから、そこも、それぞれの曲から感じ取ってもらえたら嬉しいです。

秋霖詩月:たとえば、ライブでも人気の『Blue Days』は、キャッチーでノリノリの楽曲ですけど、じつは失恋の歌のように、あえて歌詞と曲調のギャップを見せています。『Blue Days』はライブでクローバーたちと一緒に踊れる曲だから、サビではみんなも一緒に振りを真似てくれます。嬉しいのが、クローバーのみんなが『Blue Days』の「踊って見た」動画をTikTokにアップしてくれること。

春海桜真:ライブの中でも、クローバーと一緒に『Blue Days』のTikTok動画を撮影したことだってありましたからね。

夏風凪斗:ライブでは、クローバーも一緒に踊ってくれているし、かけ声だって上げてくれる。ほんとSeasonsのライブは、みんなと一緒になって作り上げているものだなと、やるたびに感じています。

Seasonsは、2024年3月から4月にかけて、初の東名阪ツアーも行いましたよね。

冬城白:僕は愛知県出身。以前からずっと夢としてあったのが、地元へワンマンライブのために戻ってくること。それを、Seasons初の東名阪ツアーで実現できたのがすごく嬉しかったです。あのときは、本当に嬉しすぎて涙が止まりませんでした。これからも機会を作っては、東京以外の場所でもライブの場を増やしていきたいなと思っています。

新たに生まれ変わった自分たちで勝負したい。

東名阪ツアーのファイナルとなった渋谷REX公演で、Seasonsは「Seasons2をスタートする」と宣言しました。その内容が気になります。

冬城白:6月30日に渋谷REXで行う「Life and Death〜僕は昨日の僕を殺した〜」公演を皮切りに, Seasons2がスタートします。以前からSeasonsはライブにもコンセプトを建ててやってきましたが、Seasons2では、より1公演ごとにコンセプトを色濃く押し出し、見てくれる人たちへ深く思いを伝えられたらなと思っています。

秋霖詩月:なので、1公演ごとに、いろんなコンセプトを持った公演を展開していきます。「Life and Death〜僕は昨日の僕を殺した〜」公演では、「僕を殺した」という言葉を用いていますが、けっしてネガティブな思いでこの言葉を持ってきたわけではないです。人は、いろんな大変なことと向き合いながら生きています。なりたい自分へ近づくためには、自分を変えていく努力も大切なこと。つまり、「自分の嫌な部分を殺して、新たに生まれ変わりたい」。その思いをタイトルに込めたように、とても気持ちが前を向いた公演になります。

そういう思いを込めているんですね。

秋霖詩月:ネット上で「死にたい」という言葉を目にすることもあるじゃないですか。程度の差はあれ、本気で死のうではなく、そんな風に思ったことのある人って けっこういると思います。自分だって思ったことがないかと言ったら、そんなことはない。それを自分でもわかっているからこそ、「死にたい」「明日がつらい」と思っている人に、ちょっとでも今回の公演を通して希望を持ってもらいたいし、安心を与えたい。もちろん、公演自体を「楽しい」と味わってほしい。そういう内容を、この日は考えています。

僕ら4人とも、けっして順風満帆に音楽活動を続けてきたわけではないです。もちろん波に乗った経験もしていますけど、挫折だって何度も経験しています。上手くいかなかった現実を目の当たりにして、「もう音楽活動から離れてしまおうか」と思ったことだってあります。でも、4人ともあきらめることなく音楽活動へ向き合い続けているのは、「新たに生まれ変わった自分たちで勝負したい」と思ったからです。それがSeasonsの成り立ちでもあるからこそ、僕らの経験も今回の公演には重ねています。それに、昨日の自分を超えることが生きてくことだと僕らは何時だって思っていますからね。

春海桜真:Seasons2の面白さは、毎回の公演ごとにテーマやコンセプトを変えていくこと。ぜひ、毎回のコンセプトごとに見せ方の変わるSeasonsの姿も、ライブを通して楽しんでもらえたらなと思っています。そして、すべての公演が、「明日から頑張ろう」という気持ちになるきっかけになれたらなとも願っています。

夏風凪斗:Seasons1のときは、会場に足を運んだ人全員を楽しませる思いで、毎回のライブを必死にやってきました。Seasons2も同じ気持ちで挑みますけど。いつもライブに来てくれるクローバーたちはもちろん、初見でSeasonsのライブを見た人たちも、「また行きたい」と思えるライブを、Seasons2では強く心がけていきます。

 「Life and Death〜僕は昨日の僕を殺した〜」公演についてですが、僕自身、いじめられた経験から「死にたい」と思ったこともありました。きっと、同じような経験をしている人は多いと思います。実際にクローバーたちからそういう相談を受けたこともあります。だからこそ僕らは、Seasonsに触れた人たちを支えたい。何より、僕らに救いを求めている人たちのために歌いたい。そんな思いも感じてくれたら嬉しいです。

冬城白:今回の公演を通して、初めてSeasonsのライブに触れる人たちもいます。そういう子たちに、「Seasonsやばいよね」と思わせたい気持ちも僕らは持っています。とにかくSeasonsは、何時だって「僕らにしか出来ない歌やダンスなどのパフォーマンスを届けるグループ」でありたいし、「ライブだからこそ味わえる思いを、いつだってリアルに伝えていきたい」。「Seasonsに触れたことで、目の前にある壁を乗り越えるために頑張ろう」「Seasonsのおかげで明日からも、しっかり前を向いて生きられる」、そういう思いを届けたくて活動をしています。「Seasonsに触れたことで、昨日の自分よりもほんのちょっとでいい、より良い自分に生まれ変わる」。そんなきっかけに僕らもならなければいけないし、皆さんのきっかけにもなれたらなと思います。

そして、今後のSeasonsですが…。

夏風凪斗:こういった「コンセプトを掲げてライブを行う歌い手グルロープ」って、他ではなかなか見かけないと思います。

秋霖詩月:僕らは、歌とダンスで、4人のパフォーマンスを持って勝負していきたい。その姿勢はけっこう斬新だと思うし、ライブに来た人たちを絶対に驚かせたいなと毎回思っています。僕らがネットやライブでの活動を通してやっていきたいのは、リスナーさんの毎日が少しでも楽しくなり、少しでも生きる希望を見いだせること。心が迷ったら、ぜひSeasonsの配信やライブに遊びにきてください。一緒に触れ合いましょう!!!!

TEXT 長澤智典 

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