【レポート】“遊びきれない、無限の遊び場” 東京ゲームショウ2025に潜入してみた。

“遊びきれない、無限の遊び場”をテーマに2025年9月25日~28日、千葉県・幕張メッセにて開催された、東京ゲームショウ2025。総来場者数26万3101人を記録した今年は、過去最多、47の国と地域、そして1136の企業・団体が出展する大盛り上がりの開催となった。本稿では、そんな東京ゲームショウ2025の盛り上がりについてレポートする。
この日は、5万人越えの来場者数!!

幕張メッセの最寄り駅、海浜幕張駅に集合したLotusチーム。待ち合わせが困難な程の人の多さにまず驚くが、駅に降り立った人々は足並みを揃えて会場へと向かっている。道中では「去年のあのブースが」、「今年はこのブースが楽しみだ!」と意気揚々と会話を楽しむ人々が多数。我々が訪れたのは、9月26日。ビジネスデイではあったが、5万人を超える人々が訪れたようだった。
会場へ着くと、さらに人がごった返している。早々に受付を済ませて、会場に入場するとそこに広がるのは、まさに無限の遊び場! スタッフのテンションも上がり調子、さあ、まずはどこへ向かおうか…。

待望の新作が詰め込まれた、バンダイナムコブース
まず、目に飛び込んできたのは、バンダイナムコのブースだ。先日発表されたシリーズ完全新作『ワンス・アポン・ア・塊魂』。数多のゲーマーの心に刻まれた名作シリーズ塊魂の世界観を存分に表現した目の惹くブースでは試遊台を展開している。そのほかにも『リトルナイトメア3』や『CODE VEIN II(コードヴェイン2)』、『デジモンストーリー タイムストレンジャー』など、人気作品のタイトルが展示! 新作を待つ多くのファンが歓喜している様子がこちらにも伝わってくる。

さすが、バンダイナムコ、心を躍らせてくれるではないか。塊魂のキャラクターである王子の小気味なダンスに目を奪われていると、デジモンのブースに視線が辿り着く。アグモンが我々をお出迎えしてくれているではないか。その隣には、ガルルモン! フォトスポットまであるなんて、なんてゲーマーファーストなんだ! デジモングッズの展示をひとしきり楽しみ、後ろ髪を引かれる思いで“待望の新作”がたっぷり詰め込められた、バンダイナムコのブースを後にする…。


往年の人気作、バラエティに富んだCAPCOMブース
人の波をかき分け、随所で配られている素敵なノベルティを楽しみながら、次に我々が辿り着いたのは、CAPCOMのブース。『バイオハザード レクイエム』の主人公グレース・アッシュクロフト等身大フィギュアや、『モンスターハンターストーリーズ3 ~運命の双竜~』の冒頭を再現した「双生のリオレウス」誕生シーンがフォトスポット、さらには、『鬼武者 Way of the Sword』から宮本武蔵と佐々木巌流の「鬼の篭手」、『プラグマタ』からは少女ディアナの等身大立像が展示されるなど、来場者はカメラを片手に熱狂しているご様子だ。

場内最大級となるCAPCOMのブースでは、試遊ももちろん大盛況! 『モンスターハンター』シリーズ作品、『ストリートファイター6』の新規キャラクター試遊、新規タイトル『PRAGMATA』、『バイオハザード レクイエム』、『流星のロックマン パーフェクトコレクション』などバラエティ豊か!

人気作品ばかりも影響し、試遊には長蛇列が出来上がっていた。ゲームに向かうゲーマーの表情の豊かさにほっこりしながら、次のブースへ向かう。
桃太郎と縁日?! KONAMIブースも大盛り上がり
目に飛び込んできたのは、桃太郎、貧乏神! 辿り着いたのは、KONAMIのブースだ。新作の発売を控えた「桃太郎電鉄」のお馴染みのキャラクターたちが出迎えてくれた、お祭り感が漂うブース。それもそのはず、ブースでは「あなたの町もきっとある」をテーマに、全国各地の名産品や物産をモチーフにしたお祭り屋台風の試遊スペースが展開!

中心には、やぐらも出現し、桃太郎を囲むように桃鉄柄の浴衣やはっぴを着たコスプレイヤーが来場者の目を惹いている。そんな賑やかなKONAMIのブースだが、もちろん桃鉄だけではない。
その他にも、体験型謎解き「SILENT HILL f 残置物展」や、「プロ野球スピリッツA」、「METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER」が展示され、多くのゲーマーが試遊を楽しむ姿が垣間見られた。

「桐生チャン!」と聞こえてきそう! 世界観抜群のセガ/アトラス ブース

次は、どこへ向かおうかと歩いていると、多くの人が撮影するブースが目に飛び込んだ。そこには、「神室町天下一通り」の文字。ここは、セガ/アトラスのブース。『龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties』の展示が行われている。「よぉ……桐生チャン!」と真島の声が聞こえてきそうなほどの世界観が表現されたフォトブース。ノベルティーである桐生なりきりお面と峯なりきりお面、『龍が如く』20周年 オリジナルサコッシュ、来場者は『龍が如く』の世界観を堪能しているご様子だ。

隣に目を移すと、「ソニックレーシング クロスワールド」の試遊を楽しむ、ゲーマーたちの姿。東京ゲームショウ2025初日である9/25(木)に発売となった本作では、ソニックシリーズの人気キャラはもちろん、様々なゲーム作品からキャラクターが参戦し、「初音ミク」「春日一番」「ジョーカー」などもキャラクターとして選択できる! これは、まさにセガのオールスターレースゲームではないか! その他にも、『ペルソナ』シリーズの展示や、『ボーダーランズ4』、『凶乱マカイズム』などの展示もあった、セガ/アトラスのブース。こちらも大盛況のブースだった。

ドラクエにFF!!名作揃いのスクウェア・エニックスブース

時間が経過するたびに熱気が増していく幕張メッセ! ちょっと一息と頭上を見上げると、水色のあいつと目が合う。「あっ、スライムだ!」と声が出てしまう。気付かぬうちにスクウェア・エニックスのブースにたどり着いていたのか! スクエニといえば、やはりドラゴンクエスト! ブースでは、HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』、HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』などの試遊が楽しめる他、『ドラゴンクエストVII Reimagined』のフォトスポットやドール展示が展開。多くの来場者が試遊と記念撮影に長蛇列を作っていた。


そして、スクエニの人気作といえば、ファイナルファンタジーシリーズも欠かせないが…、ご安心を! ブースでは、9月30日に発売されたばかりの、『ファイナルファンタジータクティクス – イヴァリース クロニクルズ』の試遊も大盛況! フォトスポットも展開され、名作の数々が並ぶスクウェア・エニックスのブース。多くのゲーマーが自由に楽しむ姿を垣間見ることができた。

実際に試遊を楽しんだ、Com2uS 『桃源暗鬼』
観ているだけじゃ物足りない!!とLotusスタッフチームが試遊を楽しんだのは、Com2uSのブースにて!! 現在、「練馬編」が日本テレビ系「フラアニ」枠にて放送中の『桃源暗鬼』。

そんなアニメの新作RPG『桃源暗鬼 Crimson Inferno』の展示ブースは、アニメのイメージカラーの赤と黒を中心に構成され、さまざまなコンセプトアートが大型スクリーンに映し出され、魅力満載! 本作の魅力をより深く知ることができるプログラムの数々に来場者も興味津々の模様!

試遊コーナーでは、PCとモバイルの両デバイスでプレイすることができ、ここにも長蛇列が! そんな中、試遊を楽しんだLotusチーム! 試験にゲームに打ち込むスタッフの表情は真剣でなおかつ楽しそうだった。

メジャーに負けない、熱気! インディーゲームブースにも注目!
東京ゲームショウはメジャーゲームだけの祭典ではない! インディーゲームや専門学校のブースに足を運ぶと、そこにはメジャーに負けず劣らずの熱気があった。学生が、「ワンプレイしていきませんか!!」と声を枯らしながら宣伝する姿は、まさに青春! ゲームを心から愛しているのがこちらにも伝わってくる!

そんな中、Lotusを運営する株式会社ディッジのブースを発見! 展開されていたのは『KOTARO Survivor』。PC(Steam)向けローグライト全方位シューティングゲームである本作は、ギターやピックを投げまくり、迫りくる厄介なファン(=敵)を攻撃して倒すゲーム。クセつよでキモカワな世界観が魅力の本作には、注目していただきたい!
今年も多くのゲーマーを楽しませた東京ゲームショウ2025。
来年の開催日は、2026年9月17日(木)~21日(月・祝)と初の5日間開催が決定している。2026年はどんなゲームで我々を魅了してくれるのか、今後も続報を待ちたい。
美しきコスプレイヤーと魅力的なキャラのフォトコーナー


















TEXT 笹谷淳介
PHOTO Kei Sakuhara
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