黒川塾97 角由紀子氏が心霊現象を語り尽くすイベントへ潜入!
8月29日、エンターテインメント界の風雲児、黒川文雄氏主催の勉強会、黒川塾97が開催された。テーマは「真夏の夜のポルターガイスト」。
世界的に例を見ない心霊現象を数多く記録した映画「三茶のポルターガイスト」から12年、続編で劇場公開中の「新・三茶のポルターガイスト」。
本作の企画者である角由紀子氏をはじめ、監督の豊島圭介氏、プロデューサーの千葉善紀氏も登壇。
撮影時の心霊現象や、日本一の心霊多発物件、ヨコザワ・プロダクションの話題を中心に、三軒茶屋を語り尽くした。
3人の出会いのキッカケはとある作家の取材に同行したこと
黒川氏「3人はどうやって知り合ったんですか」
角氏「私が最初に知ったのは、、」
「ドキュメンタリー心霊シリーズの、殴り込みシリーズで、女性として初めて呼ばれまして」
「その時にご出演されていた新耳袋の著者で、作家の木原浩勝さんがヨコザワ・プロダクションを見つけていて」
「彼の取材について行ったのがキッカケです。そこがみんなに会ったところですね」
千葉氏「その頃からもうヤバいビル、ヤバいフロアというか、ヤバいプロダクション」
「監督を務めていたのが、三茶のポルターガイストの監督の後藤剛さん」
角氏「新耳袋の監督も務められていて、その木原さんから、三茶にヤバい物件があるって聞いた時にすぐわかったんですよ」
「後藤さんはヨコザワ・プロダクションの下にある2階のキャバクラなんかによく行っていたらしいんです」
「そこの店長から上はヤバいって話を聞いていたそうで、すぐにピンときたと」
「なんかビルの1階の入口にも女の子(の霊)がなんかたまに出るって噂もありまして、、、」
「Googleマップに写っていました」
「書籍に写真を掲載しています」
(会場からはどよめきの声)
三軒茶屋の三角地帯が心霊現象スポットになった理由
三角地帯の飲食店の話題へ移行し、三軒茶屋のおかしのまちおかが撤退した話、個性的な飲み屋の話しへと発展する。
黒川氏「どうして三軒茶屋のあの場所で心霊現象が見られるんですかね」
角氏「一説によると井戸があったそうで、東京大空襲ですごいたくさんのかたが亡くなったとも聞くし、闇市感がありますよね」
黒川氏「それで今回のビルは、、」
角氏「はい、井戸があって、その上に今回のビル(ヨコザワ・プロダクションが入居するビル」が建てられたと」
黒川氏「ちゃんとお祓いしないといけない物件だってきいたことあるんですけど」
「やっぱり井戸神様っていうのが昔からいるんですか?」
角氏「(井戸神様は)いるといわれていて、だから祟りが起きやすいとか言われていますね」
「ちょっと前までは水浸しで、自転車なんか放り投げられていて」
「雨が降っているわけじゃないけど、びちゃびちゃです」
黒川氏「確かにここは再開発とかされないですよね」
角氏「横澤氏いわく、再開発しようとしたひとたちが次々と死んでいくんですよ」
(一同ザワザワ、、)
角氏「あのあたりで日本一売れていた、おかしのまちがおかが撤退したって話も」
「夜になると手が出てくるっていうことで、スタッフが手を掴まれたりして入らなくなって撤退したと、元アルバイトのひとから聞きました」
三軒茶屋のあのあたりといえば、個性的な飲み屋も多く、そのあたりの話も出たが、、
心霊現象はやはり街全体にあるようだ。
角氏「三軒茶屋はやり尽くした感があるので、他の地域の心霊現象も取材してみたいですね」
イベント終了後は角氏の前に行列ができて、観客全員が並んだのではないかというくらい大人気だった。
TEXT いしかわ まさゆき(きっ舎)
PHOTO Kei Sakuhara