【ライブレポート】NOAが魅せたアーティストとして矜持。「NOA HALL TOUR 2026 “REFLECTiON”」で体現した、彼が思う未来の形。
2020年1月に配信リリースしたシングル「LIGHTS UP」で本格的に音楽活動をスタートさせ、翌年にメジャーデビューを果たしたNOA。そこから6年の月日が経ち、彼は、着実にアーティストとしての階段を上がり続けてきた。2026年1月10日(土)に大阪でスタートし、愛知・宮城・東京を回る全国ホール・ツアー「NOA HALL TOUR 2026 “REFLECTiON”」は、NOAというひとりのアーティストの現時点での集大成。本稿では、1月30日(土)LINE CUBE SHIBUYAにて行われた、ツアーセミファイナルの模様をレポートする。
四季を巡り、未来へトリップ

彼が作り上げた世界観に熱狂した、あの日感じたのは、NOAのアーティストとしての矜持だった。 開演が間近に迫った、LINE CUBE SHIBUYA。ステージ上のスクリーンには、一つの映像が流れ始める。空港をモチーフにした映像、搭乗案内が始まると、オーディエンスはこれから眼前で繰り広げられる事象を想像し、息を呑む。「心のエンジンを温めて」とアナウンスされると、会場は暗転。NOAとともに音楽を介した旅がスタートした。ステージには彼の姿。
大きな歓声が会場轟くと、『LIGHTS UP』からライブは幕を開けた。力強いビートに伸びやかなNOAの歌声が乗る、ダンサーとともにキレのあるダンスを魅せると、会場には熱気が充満した。1曲目から特効を使ったパフォーマンス。金色の紙吹雪が会場に舞うと、彼はここからフルスロットルでパフォーマンスを続けていく。「盛り上がる準備はできていますか?」と『TAXI』を投下すると、湧き上がるオーディエンス。ステージの照明とリンクする“Official Light Stick”がキラキラと輝き、NOAのステージの魅力を増幅させている。冒頭の2曲で完全にオーディエンスの心を掴むと、ステージの中心に寝転ぶ、彼の姿。まるで一つの物語を見ているような錯覚に陥る。NOAは1人、ステージ上で歌う。スクリーンに彼の表情が映し出されると、会場からは、黄色い声援。この場の雰囲気を掌握すると、彼は口を開いた。
「What’s up? 東京! これから一緒に旅をしていきます。ここからは夏に連れていきます」

今日の彼のライブは、四季を巡る。春を越え、次は夏へ。海の映像がスクリーンに映し出されると、『Just Say It』が会場に流れる。優しく我々を夏へと誘うNOA。続く『Fireworks』では、スクリーンに花火が打ち上がる。オーディエンスは彼の歌声に心地よさそうに体を揺らし、腕を左右に振りながら彼のパフォーマンスに花を添える。NOAが創造した、この一体感。アーティストとしてライブの地肩が強いことを我々に証明し続けている。
「ツアーもあっという間に終わってしまう。寂しい思いもあるけど、かけがえのない思い出にしたいから、最後まで楽しみましょう」と言葉にすると、「もっと熱くなりませんか?! 一緒に踊れますか?!」と会場を煽る彼。再びダンサーが登場すると、次に披露する『Paradise』のダンスを指南。〈If you want keep it in the middle I’m down for you 感じるまま loving 誰にも邪魔されない baby〉と彼とともに踊るオーディエンスだが、流石はNOANA、既に完璧にフリを覚えている。そのままの一体感の中、『Paradise』がスタートすると、さらに熱気を増す会場。

『Last Letter』、『Lonely Hearts』と立て続けに楽曲を投下するNOA。そのスキルフルな歌唱とダンス、そして会場に流れる雰囲気を変化させながら、彼は、パフォーマンスを続けていくのだ。
「Make Some Noise!」と彼が煽れば、オーディエンスは声を上げる。熱狂の中ライブは既に中盤戦に突入していた。彼の軌跡を辿るインタールードの時間が流れると、装いを新たにしたNOAがステージ下に現れた。大きな歓声が包む会場を彼は歌いながら闊歩する。輝かしい彼らのオーラに圧倒される。『Friends?』を丁寧に歌い上げると、彼は再びギアを入れ、圧倒的なパフォーマンスを魅せる。『Fell in love in NYC』、『between』など、大人っぽさを感じさせる楽曲を続き投下するNOA。我々がいま旅をしているのは、秋。四季とともに旅をする今日のライブは、残すは冬を残すのみとなった。MCで彼はライブのコンセプト、そして世界観を創造するためにAIを駆使したことも告白。そして、最後に「またアルバムをお届けできるように」と嬉しい言葉を残した。
会場の季節は、冬。冬といえばと、『Christmas Lights』がスタートする。デートを楽しむように踊るダンサー、中心にはコートを羽織った彼の姿。冬が舞うステージ上、一気にあの陽気で暖かいクリスマスの情景へと我々をダイブさせる。多角的に光が差し込むステージ上で彼は、「Ticket」、「Seasons」と冬を感じさせる楽曲を丁寧に紡いでいく。耳に届く音の葉は、まさに冬だった。温かくもどこか切ない、何にも変え難い、あの温度がNOAの歌声から届く。
「雪が降ったみたいですね」と悪戯に笑って見せると、恒例になっているビルボードライブについて言及し、「今年も(ライブを)叶えたい」と言葉にした彼。四季折々、さまざまな情景をリンクさせ、歌い奏でてきたNOAのライブ、次はどこへ連れて行ってくれるのか。その答えは、“未来”だった。「未来に行くためには、エナジーが必要なので」と未来へ繋がる『Multiverse』を投下すると、「HEY」と声を上げるオーディエンス。銀テープが空を舞い、最高のエナジーを生み出すと、しばしの幕間。10分後の再会に向けてオーディエンスは力を温存する。
皆さんが照らしてくれた光を僕が照らし返すばんだ

未来への離陸がスタートする。ここまで集大成を魅せてくれたNOA。彼と歩む未来は、どんな世界が広がっているのだろう。『Still got Time』がスタートすると、NOAは我々に未来を提示する。そんなパフォーマンスにオーディエンスは熱狂し、彼の一挙手一投足に呼応していく。続く『Eyes On Me』を披露すると、「未来へようこそ!」と口にするNOA。「新曲でございます。好きになってはいけない人を好きになってしまった楽曲です。楽しんでいただけたらと思います」と『is this love?』を投下。語りかけるように歌う彼から目が離せない。ステージの中心でNOAは未来予想図を描いている。時が進むのが惜しい、ライブは既に最後の曲の時間までやってきていた。
「デビューから、隠してたつもりないけど、みんなの前では、光のような存在ポジティブな言葉だけを伝えたかった。だから、暗い部分は隠してた。でも、ずっと隠すのは難しいし、見せることで、距離が近くなるかもしれない。次は、皆さんが照らしてくれた光を僕が照らし返すばんだ」とツアータイトルに込めた思いを吐露すると、「悩んでいる人がいたら、悩むことない、暗闇を通り抜けられるから、光はそばにある」と熱い思いを発し、ラスト曲『reflection』へ。ピンスポットが照らすステージの上で彼は歌う。〈BE MY LiGHT〉、〈どんな暗闇でも 君の光だけを〉。デビューからこれまで彼を照らし続けたNOANA、その結果、彼はこれほどまでに輝く存在となった。そしてこれからは、NOAが光を照らす、それが彼が思い描く“未来”の形なのだと、歌声を聴いて思った。
温かい時間が流れる中、ライブの本編を閉じると、ステージを後にしたNOA。しかしオーディエンスはまだ彼の歌声が聴きたい。アンコールを求めるクラップと声援。少し時間が経つと再び、NOAがステージへと姿を現した。

今日のアンコールはとても豪華だった。『Runaway Love』で口火を切ると、そこからは本編に勝る盛り上がり。NOA自身も「熱気を感じております!」と言葉にするほどの盛り上がりだった。NOA自身も「熱気を感じております!」と言葉にするほどの盛り上がりだった。
『between』でもともに歌うオーディエンスの表情は輝いていたし、彼が主演そしてED主題歌を務めるドラマ『救い、巣喰われ』の予告編の公開では、「千秋!!」と黄色い声援。
実際に『Say Yes』が披露されると会場のボルテージはさらに上昇。低音が鳴り響く新しいNOA像を確立したサウンドに胸を打たれる。「もしも千秋が書いたらきっとこんな曲になるだろう」と書き下ろされたリリックもドラマの世界観にピッタリだった。

最後の最後までNOAはアーティストとしての矜持を我々に見せつけてくれていた。「みんなが少しでも頑張ろうとか、前向きになれるような時間だったらいいなとまた最高な時間を過ごしましょう」とライブを締めくくった彼の表情からは、達成感と明るい未来への期待感が滲み出ていた。
TEXT 笹谷淳介
セットリスト
M01 LIGHTS UP
M02 TAXI
M03 Bad At Love
M04 To Be Honest
M05 Just Say It
M06 Fireworks
M07 Paradise
M08 Last Letter
M09 Lonely Hearts
M10 answer
M11 RED ZONE
M12 Friends?
M13 Fell in love in NYC
M14 between
M15 YBOM
M16 Prime
M17 Christmas Lights
M18 Ticket
M19 Seasons
M20 Multiverse
M21 Still got Time
M22 Eyes On Me
M23 is this love?
M24 reflection
-EN-
EN01 Runaway Love
EN02 between
EN03 Say Yes
EN04 Red Light
EN05 Highway
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