【インタビュー】表現者として次のフェーズへ。俳優・アーティスト、二つの顔を持つNOAに聞いた、ドラマの魅力と新曲「Say Yes」について。
MBSドラマ特区にて2月12日(木)深夜より放送スタートした『救い、巣喰われ』。この作品で単独初主演&ED主題歌である『Say Yes』を書き下ろしたNOA。アーティストNOAと俳優NOAの可能性を十二分に感じさせるこの作品についてたっぷりと話を聞き、NOAという表現者のうちに秘める思いに迫る。「新たなフェーズに突入した」と宣言する彼の等身大の言葉に寄り添っていただければ幸いだ。
NOAの新たな表情を魅せたい
まずは、単独初主演を務める、MBS ドラマ特区『救い、巣喰われ』のお話が来た際の率直な気持ちから教えてください。

NOA:“単独初主演”に対して不安や「どうしよう」という気持ちは一切なく、素直にめちゃくちゃ嬉しかったです。作品を読んだ上で感じたのは、自分が演じてみたかった役がようやく来たという感覚というか。そんな役を主演で演じさせていただくなんて本当に光栄だなと。正直、自分にとっては(主演作は)もう少し先のお話かなとも思っていたので、率直に「うわっ!来た!」という感じでした(笑)。
演じてみたかったとは、具体的にはどういう役を演じてみたかったんですか?
NOA:これまで自分が演じてきた役って、どこか似ている役柄が多いんですよ。少しふわふわしていて、可愛らしい一面を持った役が多かった。もちろん自分自身の中にも存在するキャラクターではあるんですけど、今まで演じてきた役が緑だとしたら、今回演じる宝生千秋は、ものすごく真っ赤な役。以前から自分の内にある赤の感情を見せたいと思っていたからこそ、やっとその一面を出せる役が自分の元にやってきたと思ったのかもしれません。
なるほど。その上で、宝生千秋をどう演じようと考えていますか?
NOA:やはり千秋が持つクールさや少し闇を抱えた部分については、研究が必要だなと思いましたし、動作を一つとっても余裕があるということは、動きは少しスローな方がいいのかなとか、声のトーンは低い方がいいだろうなとか、お話を頂いてからは、そういう部分を意識していました。
NOAさん演じる宝生千秋は、おっしゃる通り闇を抱えた部分があると思います。愛を通り越して“愛憎”という感情が表に滲み出てくるような印象があるんですが、NOAさん自身、この感情を理解することができましたか?

NOA:100%理解できるかと言われたら、難しいかもしれないけど、千秋のそういった感情は孤独から始まっていると思うんです。僕だって孤独を感じる瞬間ってたくさんあるし、
だからこそ、共感できる部分もあるというか。あとは、“一途”という意味では、千秋はすごいなと思うんですよね。もちろん表現の仕方は間違っているのかもしれないけど、あくまでも千秋は一途に人を愛している、その部分は千秋の素敵な部分だし、すごいなあと感心しますね。
話が前後しちゃうんですが、先ほど赤の感情という言葉が出てきましたが、NOAさんが考える赤の感情ってどういう感情ですか?
NOA:うーん、怒りや色気、あとは、オス感ですかね(笑)。今回で言うなら、オス感がいちばん近いのかもしれません。
男らしさなど、そういう一面を出したいフェーズに突入した?
NOA:そうですね。
それは、何でなんですか? いままでのNOAのパブリックイメージを塗り替えていきたかった?
NOA:まさにです。いま書いているまだ世に出していない曲もいままでとは異なり、男らしさをより追求した楽曲を書いたりしていて。おっしゃっていただいた通り、新たなフェーズとして自分が意識しているものがそこなんだろうなと思います。だからこそ、千秋という役がいまの自分にとって求めていたものなんだなと。
バッチリとはまったわけですね。でも、なぜこのタイミングでそのフェーズに突入したと思いますか?
NOA:なぜでしょうね? なんだか反抗期みたいに思われたらアレですけど(笑)。ただ、今年26歳になるんですけど、年齢的にも大人の男になりたいと素直に渇望しているのかもしれないです。何かきっかけがあったというよりは、自然に芽生えた感情。ファンの皆さんから「可愛い」と言っていただけるのはもちろん嬉しいんですけど、どこかで「可愛いか……」と思ってきている節もあって……。
NOAって可愛いだけじゃないというところも証明していきたい。
NOA:やはり、年齢を重ねていくごとに変わっていくことは必要だと思っているので、いろんな表情のNOAを魅せたいと思っています。
NOAのうちに秘めた思いを素直に
今作でNOAさんは、ED主題歌も書き下ろしとして担当されますよね。いまお話を聞いていてすごく合点がいったんですけど、『Say Yes』はまさに新たなNOA像を確立するものになったのではないかなと思いました。この曲についても教えていただけますか?

NOA:『Say Yes』は、台本も原作も読んだ上で書いた楽曲になるんですけど、『救い、巣喰われ』の世界観に合うというよりは、千秋が曲を書いたらきっとこういう曲になるだろうという目線で書きましたね。千秋がヒロインである(南瀬)天に対して思うことだったりを書いたから、ある種もう一人の自分が書いた曲というか、自分が千秋を演じるからこそ、別人格の自分が曲を書いているような感覚ではありました。サウンドについておっしゃる通り、狂気的で緊張感もある、そういう部分を表現したかったので、描きたいものをそのまま描けた曲だなと思っています。
NOAさんの中ではドラマと地続きの中で『Say Yes』を制作されたと。
NOA:まさにですね。作品と向き合っている最中に書いた曲ですし、本当に千秋と向き合って書きました。もしかしたら、自分の中にもまだ表に出してない、潜んでいる千秋と同じような感情があって、それが自然と出てきた歌詞なのかなとも思ったり……。
なるほど。こういった制作も初めての経験だったのでは?
NOA:初めてですね。自分が出演する作品の曲を書くことも初めての経験でしたし、自分が演じる上で曲を書くというのは、新体験ですごく面白かったです!
『Say Yes』というタイトルをつけた理由は?
NOA:やっぱり千秋には「NO」という言葉は存在しないんですよ。そして千秋の場合は「Yesと言ってほしい」ではなく「選択肢は、Yesしかないから」という強気な姿勢。そういった強気な千秋の感情をタイトルには込めました。
支配力、独占力、その部分が鳴るビートにも反映されていますよね。
NOA:確かに。サウンド面も千秋の性格からインスパイアされていると思います。
ドラマサイズではあると思うんですけど、余韻に浸らせずスパッと曲を閉じるあたりも非常にクールでした。
NOA:あはは(笑)。今後、尺自体は伸ばしてフルサイズを皆さんにお届けしたいと思っているんですけど、曲の閉じ方はここから変更することはないと思うので。細かい話になってしまうんですけど、曲の終わり方についてはチームの皆さんと話しました。余韻を残すのか、スパッと終わるのか……、出た答えが、スパッと切れたほうがカッコいいということでした。今作は、ドラマの雰囲気に沿ったこと、そして千秋の感情に寄り添ったことで、すごくスピード感を持って制作することができましたね。
NOAさんのうちに秘める思いみたいなものも反映することが出来た。
NOA:はい。素直に出てきたものを曲に内包できたと思っています。
どんどん引き込まれて好きになる、そんな作品
NOAさんは、俳優とアーティスト、二足の草鞋で活動を続けています。その点についてはどう考えていますか?

NOA:以前までなら、作品の中の自分とアーティストの自分では距離が少し離れていた感覚があったんですけど、今回『救い、巣喰われ』で主演と主題歌を書かせていただいて思うことは、アーティストの自分と役である千秋の距離の近さというか。現在、ツアーを回りながら作品も撮影しているんですけど、どちらも苦だとは思わないし、両方ものすごく楽しめているんですよ。温度差が全くなく、すごく楽しくやらせていただけているのは、とてもありがたいことだなと思っています。
NOAという存在が前に前に出てきている状態でもあるんですかね。
NOA:そうですね。本当にいい化学反応が起きている気がしています。役者とアーティストを並行してやっていくからこそのシナジーを感じています!
新たなフェーズに突入しましたね。では、ここで恒例の質問を。媒体名のLotus(蓮の花)にちなんで、『救い、巣喰われ』や『Say Yes』を花や植物に例えると、何になりますか?
NOA:うーん、ラベンダーですかね。色味は綺麗だけど、少し不気味な感じ。香りに引き寄せられる感じがこの作品の魅力でもあると思うので、一瞬危険か?と思っても、気づいたらどんどん引き込まれて、好きになっている。単純にラベンダーが好きだということもあるんですけど、ピッタリかなと思いました。あとは、紫の薔薇でもいいかもしれませんね。
ありがとうございます! ネクストフェーズに突入したNOAさんですが、今後の展望についても教えてください。
NOA:引き続き、千秋のような闇を抱えた役柄も演じていきたいと思っていますし、アーティスト面では、これまで多くのジャンルで楽曲を作らせていただいていたんですが、今後は何かの専門家になりたいなと思っているんです。自分が作っていて得意だと思うのがR&Bなので、そこをもっと追求して、大人の男っぽさを反映させた1枚のアルバムを次に出せたらいいなと思っています!
めちゃくちゃ、期待しています! それでは、最後に放送を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。
NOA:本当にどんどん引き込まれていく作品に仕上がっていると思うし、スピード感もあるので、1話を観たらすぐに2話を観たくなると思います。ラブストーリーだけでなく、それぞれのキャラクターの成長を楽しめたり、千秋に寄り添いたくなったり、自然と共感する部分も多くあると思うので、本当にいろんな楽しみ方ができるドラマだと思っていただいて、毎週欠かさず観ていただけたら、嬉しいです!

TEXT 笹谷淳介
PHOTO Kei Sakuhara
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